『ドラゴンスレイヤー』
BTCを龍ドラゴンにたとえてスレイヤー(葬る・退治する)そのような意味合いでしょうか。つまり『ビットコインキャッシュBCHがBTCを退治する・葬る』という凄いタイトルです。実際に2017年11月11・12日に起こった出来事をご紹介したいと思います。その前の出来事、2017年8月のビットコインキャッシュBCHの誕生とその後の11月14日のハードフォーク記事は別で取り上げていますので参照ください。『ビットコインキャッシュこそ本物のビットコイン』そしてもう一つ大きな出来事に10月末に突然ビットコインジーザス『ロジャーバー氏』がと声明
10月中旬くらいからすでに予兆
韓国の仮想通貨取引所Bithumb(ビッサム)でBCHの出来高が上がっているというニュースです。それにつられて少しづつ価格が底を打ち平らに底を形成し上がり始めようとしている感じでした。底値3万円くらいだったでしょうか。
怪文書の正体
『BTCにマイニングを集中する
→BTCの難易度調整が大幅に上がる
→上がった途端 BCHにマイニングを切り替える
→BCH価格上昇
→BTC難易度が高くマイニングするマイナーも少なくブロック生成が進まない
→BTC価格下落』
簡単にいうとこんな感じです。仕掛けた人達の存在がありました。
BTC価格85万円→60万円まで急降下
BCH価格10万円→30万円超え
BCHがBTCの0・5まできましたね。
HASHもBCHが70パーセント占め
Bithumb(ビッサム)サーバーダウン
やはりBithumbダウン中ですhttps://t.co/ArSvPbdTF4
— 月衛とぶ蔵@仮想通貨[BCH] (@tobuzo_net) November 12, 2017
いきなりの懐かしい人物です。月衛とぶ蔵さんのツイートです。
今回のドラゴンスレイヤーで誰がビッサムのサーバーダウンを誘発したのか?取引の多さに単純にサーバーダウンしただけなのか?2017年12月21日の高値更新時の疑惑は次回以降に更新していきます。
政治的な圧力なのか?はたまた経済戦争なのか?
ビットコインキャッシュの第1回目のハードフォーク
仮想通貨ビットコインキャッシュBCHは2017年8月1日にBTCよりハードフォーク分岐して誕生した通貨です。誕生後3ヶ月後の11月に第1回目のハードフォークが行われました。当時の市場状況は、BTCのハードフォークでビットコインゴールドも誕生するというニュースでハードフォーク・ラッシュの様相を呈していました。特にビットコインキャッシュBCHの成功でBTCフォークコインは高値がつくという現象で2匹目のドジョウを皆が狙っていたのでしょう。ビットコインキャッシュクラシックが出来るんじゃないかみたいな話も出てましたね。
ビットコインキャッシュBCH第1回目のハードフォークでのバージョンアップした内容をご紹介して行きます。11月14日の日本時間早朝に無事完了したようです。
ヴィタリックがBCHはビットコインの名前を受け継ぐ資格があると発言。ビットコインが当初の計画であったブロックサイズの拡大に失敗した事と検閲などでモラルを失ったコアの開発を批判してる。 https://t.co/RQe42JJavM
— Pluton (@23pluton) November 14, 2017
今回は、コンセンサスアルゴリズムの変更・マイニングの難易度調整アルゴリズム(DAA)を変更して1ブロックずつ行えるようにするというものです。ビットコインキャッシュのプロトコルに関わった開発チームはBitcoinABC・Unlimited・Nchain・XT Developersで今回のハードフォークが計画されて行われた模様です。8月1日時にマイニングが上手く行われるか懸念があり、マイニング難易度調整アルゴリズム(DAA )にEDA(Emargency Difficulty adjustments)12時間で6ブロック以下のマイニングの場合、難易度が20パーセント低下する仕組みが入っていて、難易度20パーセント低下した時だけ、マイナーが押し寄せてマイニングするという現象が起こり、マイニングが上手くいかないという問題が発生していました。
今回の変更で本来の10分起きに1回のペースが実現できるようになります。ビットコインキャッシュBCHの価格はハードフォーク後、しばらく調整期間に入ります。ツイートでの情報が仮想通貨の場合、特に早いですね。